効果テキメンのようです!
ベージュのパンスト、10年ぶり売り上げ増
「おばさんみたい」と敬遠されていたベージュ色のストッキングが、復活の兆しを見せている。ジーンズの流行や“生足ブーム”の中で育ち、これまでパンストをあまりはかなかった10歳代後半〜20歳代前半の女性が、タイツの流行などでパンストへの抵抗感をなくしつつあるためだ。人気モデルの起用も奏功し、メーカーははき心地の良さを訴えた新商品の投入を急いでいる。
アツギは今年、主力ブランドのパンストでウエスト部などに軟らかなゴムを使うなどの改良を加えたところ、4〜9月の売上高が前年同期を1割上回った。福助も東レと共同開発した糸を使い、着用時の光沢感と軟らかなはき心地が特徴のパンストを販売。4〜9月の売上高は10年ぶりに前年同期比で増加に転じた。
福助が人気モデルの蛯原友里さん、押切もえさんにプロデュースを依頼したパンスト「エフィング・ココゾ」(525〜735円)は、プレーンな商品にもかかわらず初年度の売り上げが当初見込みの約3倍に達する見通しだという。
日本靴下工業組合連合会によると、国内のストッキング生産量は1995年度の約1300万足をピークに減少が進み、2005年度は670万足と約半分にまで落ち込んだ。
パンスト復活を支える世代は高校、大学時代にパンストをほとんどはかずに育った人が多いという。ところが、丈の短いスカートやパンツが流行したのに合わせてタイツやレギンス(スパッツ)を着用する機会が増え、「パンストへの抵抗がなくなった」(業界関係者)ようだ。
こうした動きにグンゼも08年春物の商品から、主力ブランド「トゥシェ」に初めて柄のないプレーンなパンストを加える。伝線しにくくし、はいたときに快適な圧力を感じられるなど機能面を工夫し、新社会人向けなどに売り込む。
ただ、業界では「若者にとってはパンストもファッションの一つ。復活は一過性」との見方もある。久々のブームを長続きさせるため、メーカーの開発競争が続きそうだ。
(2007年12月17日 読売新聞)
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